口の中で使う歯磨き剤は経皮吸収というよりも粘膜吸収されると言った方がよいでしょう。粘膜には角質層がないのでバリアー機能が殆どないので、有害物質は簡単に吸収されてしまいます。口の中の粘膜吸収は経皮吸収のなんと約13倍もの吸収率であるといわれています。

市販の歯磨き剤に含まれている成分には発泡剤としてラウリル硫酸ナトリウムが使われています。これは、よく泡立つように添加されているのですが、角質細胞の細胞膜を破壊する作用があります。

ラウリル硫酸ナトリウムで破壊された角質層は、あらゆる化学物質を通すようになります。歯を磨いた後に食事をしたりコーヒーを飲んだりすると味が変わってしまうのは歯磨き粉に含まれる合成界面活性剤が味覚細胞(味蕾)を一時的に壊してしまっているからです。この状態が続くと味覚障害の原因にもなります。

歯磨き粉にはプロピレングリコールという保湿剤もよく使用されていますが、保湿剤というよりも製品を固まらないようにするために使用されているものです。アメリカFDA(日本の厚生省にあたる機関)は、皮膚炎、染色体異常、赤血球の減少、肝臓や腎臓、心臓や脳への障害を報告しています。ドイツなどでは、日用品への使用が禁止されている発ガン性物質です。

以下、「経皮毒がまるごとわかる本」竹内久米司/稲津数久著よりご紹介します。

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口の中は角質層がなく、粘膜で出来ているので、バリア機能がない分、化学物質が吸収されやすい処です。歯磨き剤には、沢山の有害化学物質が含まれています。

中でも、ラウリル酸ナトリウムは、発泡剤として使用されている合成界面活性剤で、口の中の細胞膜を破壊してしまいます。また、味を感じる細胞である味蕾細胞までも破壊するため、味覚異常をきたすことさえあります。

最近、ラーメン店などで、味を濃い目にしてもらう若者が増えているようですが、恐らくは歯磨き剤が原因ではないかと思われます。濃い味付けが日常化すると、高血圧症、高脂血症、心筋梗塞などの生活習慣病にもつながります。歯磨き剤には、着色料、人工甘味料なども使用されているので、危険性はますます高くなります。

食後に必ず歯を磨く習慣のある方もいますが、すぐにでも危険性のない歯磨き剤に替えることをお勧めします。最も、歯を磨くときは歯磨き剤を使わずにブラッシングだけでも十分であり、それが物足りないのであれば、自然塩をつけて磨くのも良いでしょう。デンシー(ナスのひたを黒焼きした粉に自然塩をまぜたもの)で磨けば、歯槽膿漏の予防にもなります。

歯磨き剤に含まれる化学物質の危険度
機能 有害化学物質名 有害化学物質の危険度
1 薬用成分 モノフルオルリン酸
ナトリウム
フッ素化合物であり、溜まりすぎるとフッ素中毒となり、脳障害の原因にもなり、特に乳幼児、小学生では無気力になる傾向があります。
2 潤滑剤 ソルビット液、
プロピレングリコール
消化吸収によって、心臓、腎臓、肺機能に障害を起こす可能性があります。更に、染色体異常、赤血球の異常も認められます。
3 洗浄・発泡剤 ラウリル硫酸ナトリウム 陰イオン界面活性剤で、毛髪の発育障害、視力低下、白内障、他の化学物質に経皮吸収を促進させます。
4 粘結剤 ポリアクリル酸ナトリウム 発がん性が報告されており、欧米では禁止されてます。
5 香味剤 香料(メロンタイプ)
サッカリンナトリウム
サッカリンナトリウムは、全面禁止添加物だったのが、2,001年から使用可能となりました。染色体異常、子宮ガン、膀胱がんになる恐れがあります。
6 研磨剤 無水ケイ酸
7 保存料 パラベン 接触性皮膚炎、アレルギー性皮膚炎を起こすことがあります。更に、消化吸収により、むかつき、嘔吐、アシドーシス、掻痒症、肝炎を起こす可能性があります。
8 着色剤 青色1号、黄色4号 多くのタール系色素には発がん性があります。

【出典】経皮毒がまるごとわかる本 竹内久米司/稲津数久著

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