化粧品に含まれる有害化学物質とその弊害|BHAとBHT、タール系色素、カドミウム

BHA(ブチルヒドロキシアニソール)は、発がん性が確認された為厚生省は使用を禁止しようとしたが、欧米からの圧力によってそれを断念したいわくつきの食品添加物です。アメリカやイギリスなどでは、BHAが食品添加物として多量に使用されており、もし日本で使用禁止になると、それらの国の消費者に不安と混乱を生じさせることと、BHAを添加した食品が日本に輸出することができなくなるためでした。

また、『BHAが環境ホルモンである』との指摘があります。アメリカのタフツ大学の研究者が、乳ガン細胞を使った実験で、BHAが環境ホルモンとして作用することを確認しています。BHAが実際に環境ホルモンとして作用するとなると、食品にごく微量残留していても、危険性があることになります。

BHTは、動物実験では脱毛・無眼症が報告されており、また、アメリカでの実験報告によれば膀胱ガンや甲状腺ガンを誘発する可能性有ります。BHAとBHTは、ブチル基をもったアルキル化剤であり、化学構造が生体物質と非常に似ているので、体が代謝作用の過程でこの化学物質を誤って取り込み、「細胞の疾患」と呼ばれるガンの形成をすることになります。

これらの食品添加物は人を暴れさせる作用があるものなので、イギリスの小児病院などではBHAとBHTを食事から抜くように指導しているそうです。以下、「経皮毒がまるごとわかる本」竹内久米司/稲津数久著よりご紹介します。

⑦ ブチルヒドロキシトルエン(BHT)、ブチルヒドロキシアニソール(BHA)

酸化防止剤として化粧水などに使用されているもので、製品に含まれている油脂類の酸化を防ぐ働きがあります。ブチルヒドロキシトルエン(BHT)はバター、清涼飲料水、缶詰、ポリプロピレンなどのブラスチック製品(カップ麺のカップ等)などにもよく使われていますが、発ガン性が疑われています。ブチルヒドロキシアニソール(BHA)は、1,982年に発ガン性が認められたので食品への使用は禁止されましたが、それが何故か、また使用できるようになりました。

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危険性があるから禁止したにも拘わらず、再び使用を許可したのは消費者をないがしろにしているとしか思えません。消費者がよほど注意しないと、何が入れられているのか分りません。正に、現代人は有害化学物質の実験動物と言っても過言ではないでしょう。

●使用している製品
・化粧水、クリーム、乳液、シャンプー、リンス
・歯磨き剤、石鹸他多数

⑧ タール系色素

着色料として口紅などに使用されており、合成着色料の中で、もっとも毒性が強いのがタール系色素です。発ガン性が認められているのはもとより、アレルギーを起こしやすくします。食品での使用は禁止されているものが多く毒性の強いものですが、口紅などの化粧品には、何故か使用が許可されています。

●使用している製品
・口紅、化粧水、乳液など

⑨ カドミウム

色素としてファンデーションなどに使用されています。日本の四大公害病には、熊本の水俣病、新潟の水俣病、富山県神通川のイタイイタイ病、四日市喘息がありますが、亜鉛鉱山から流出したカドミウムによるものがイタイイタイ病です。

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この病気は、体中に針を数千本刺されたような痛みを伴い、相当な苦痛を強いられるだけでなく、骨が脆くなるために骨折しやすくなったり、ひどい場合には寝たきりになってしまいます。カドミウムが体内に入ると30年は残留するといわれており、毒性が呼吸器系と腎臓に作用し、慢性気管支炎や肺気腫、腎結石などの深刻な障害が現れます。

顔の皮膚は比較的薄くできているので、経皮吸収されやすく、カドミウムが含まれているものは絶対に避けるべきです。最近は、子供用の化粧品が人気を集めていますが、使わせないのが一番です。

●使用している製品
・ファンデーション、アイシャドー、マスカラ

【出典】経皮毒がまるごとわかる本 竹内久米司/稲津数久著

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