輸入柑橘類に発がん性がある防カビ剤 OPP、OPP-Na 

OPP(オルトフェニルフェノール)、OPP-Na は海外から輸入されるレモン、グレープフルーツ、オレンジなどに塗布されている防カビ剤で、アメリカなどから船で輸送されてくる輸入柑橘類の腐敗とカビの発生を防ぐため、果実の表面に塗布されます。本来は日本では使用禁止となった農薬であり、米国からの政治的圧力により食品添加物として使用が認められたものです。

以下、注意すべきポイントや人体への影響や危険性について “食品添加物の危険度がわかる事典”(p32) 渡辺 雄二著 “OPP、OPP-Na”よりご紹介します。

【注意すべきポイント】

OPP(オルトフェニルフェノール)は、本来農薬であり、1,955年農林省に登録され、殺菌剤としての使用は認められていたが、1,969年に登録は失効し、農薬としての使用は禁止された。ところが、1,977年に厚生省は食品添加物としての使用を認めたのです。背景にはアメリカからの圧力があります。

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1,975年、農林省の試験場が、アメリカから輸入されたグレープフルーツを検査した処、防カビ剤のOPPが検出され、当時OPPは食品に使うことは認められておらず、厚生省は港の倉庫に保管されていたグレープフルーツ、レモン、オレンジを業者に命じて海に廃棄させました。日米の貿易不均衡に苦しんでいたアメリカは、柑橘類の輸出で解消をしようとした出鼻をくじかれ激怒。アメリカ農務省の長官や大統領までもが日本を訪れ、OPPの使用許可を迫り、日本政府は圧力に抗し切れず1,977年に厚生省は食品添加物としての使用を認めたのです。

【人体への影響】

東京都立衛生研究所は、OPPの人体への影響に懸念を抱き、独自に毒性試験を行ないました。OPP1.25%を含む飼料をラットに食べさせた結果、83%に膀胱がんが発生。OPP-Naについては、0.5~4%の濃度で、ラットに経口投与したところ、2%の投与群で、膀胱や腎臓に95%という高い割合で、がんが発生。

厚生省は、国立衛生試験所などで、OPPについて実験を行い、その結果、発がん性は認められず、厚生省はOPPの使用を禁止せず、現在も使われています。動物実験で、OPPやOPP-Naに発がん性が認められたのは間違いのない事実で、OPPやOPP-Naは、柑橘類の皮ばかりでなく、果肉にも残留していることが解っており、それらを食べ続けると、がんになる危険性は間違いなく高まります。

(出典) 食品添加物の危険度がわかる事典、渡辺雄二著

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