ホームセンターへ行くと、大抵、除草剤のラウンドアップは目にするものと思います。このポピュラーな除草剤ラウンドアップですが、やっぱり体には悪いのです。植物を枯らすものですから、人間の体にも良い訳ありません。以下、″隠蔽されるラウンドアップの毒物危険性″より。

■隠蔽されるラウンドアップの毒物危険性

グリホサート(商品名ラウンドアップ)は、米国で最も普及している除草剤であり、世界的にも広く利用されている。フランスのカン大学の分子生物学者ジル=エリック・セラリーニ(Gilles-Eric Seralini)が率いた調査団の研究では、ラウンドアップには、一つの不活性成分、POEA(polyethoxylated tallowamine)が含まれていることが示されている。

セラリーニの調査団は、ラウンドアップのPOEAは、人間の胎児・胎盤・臍帯細胞にとって、グリホサートそのものよりも有害なことを証明した。セラリーニの調査では、ラウンドアップの不活性成分が、人間の細胞に対する有毒性を増幅していることが判明した。

農場や芝生に散布する際の希釈レベルよりもずっと薄めたものでもそうだった。調査団は、農業や芝生用で一般的な濃縮液から、店頭で販売されている商品の10万倍薄い濃度に至るまで、様々な濃度でラウンドアップを調査した。その全濃度で、細胞へのダメージが確認された。

【出典】山崎 淑子の生き抜くジャーナル″隠蔽されるラウンドアップの毒物危険性″より抜粋 http://enzai.9-11.jp/?p=8425

引き続き、2004/09朝日新聞の記事からご紹介します。農水省は昨年9月、学校や住宅地などで極力、農薬散布以外の方法をとるよう、通知した。住宅地周辺の農作物栽培などで農薬飛散のため、健康被害の訴えが多いからだ。

●窓開けられぬ

住宅地と田畑が混在する地域で突然、化学物質過敏症になる人がいる。

前橋市の主婦(39)も隣家の庭木の農薬散布がきっかけだった。2,000年夏、風呂に入ると異臭がした。開けっ放しの窓から農薬が入っていた。激しい吐き気に、まぶしくて目が開けられなかった。一睡もできず、病院で農薬中毒と診断された。以来、合成洗剤などのにおいでも気分が悪くなった。

翌春、水田わきを車で通った時には、農薬のにおいで失神寸前となり、専門医で過敏症と診断され1年半通院した。農薬散布が気になり、自宅周囲100㍍以内の散布を記録してきた。4月だけで、あぜ道や民家の庭先などの除草剤散布を4回、麦畑の農薬散布を3回目撃した。「窓を開けられない。空気清浄機を回している」

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●解毒剤で回復
今年5月25日早朝、マツクイムシ防除のため、高崎市の県立「群馬の森公園」と隣接の日本原子力研究所で新型の農薬が噴霧された。周辺住民らにめまいや吐き気、呼吸困難の症状が出た。

散布は周辺住民や来園者に知らせていなかった。散布後に公園に来た子どもにも症状が出た。前橋市内の小学生(9)は翌日から、吐き気や頭痛、歩行困難を訴えた。専門医で不整脈が見つかり、解毒剤を点滴、1週問後に回復した。

母親は医師に「今までこんなことはなかった。死ぬんじやないかと思った」と訴えたという。この後、前橋市や高崎市などの市街地での散布は中止された。今後の対策は、県が来年3月の「森林病害虫等防除連絡協議会」で検討する。

●濃厚散布拡大

農家の高齢化と後継者難から、人力による散布が敬遠され、最近は無線操縦装置の無人ヘリコプターの散布が急増した。県内の散布面積は、94年の162㌶から、昨年は2956㌶と18倍になった。地上散布では1000倍に希釈される有機リン薬剤などは、無人ヘリ(積載量は約16㍑)では、5―8倍の希釈で積むのが認可されている。散布効果を上げるためだ。住宅の隣接地でも散布され、濃厚な薬剤が住宅地に流れ込み、健康被害が生まれている。

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散布面積が500㌶を超える玉村町。化学物質過敏症と診断された主婦(42)は、散布後に激しい頭痛が襲うようになった。記憶力も下がった。娘の水泳教室に行く途中、自宅そばの信号で止まったら、「私はどこに行くのだろう」と、一瞬わからなくなったことがある。長男にも症状が出た。吐き気と湿疹は自宅を離れると治り、戻ると再発した。

医者に勧められ、2年前から毎年、散布中は一週間ずつ一家で夫の赴任先の山形県に避難している。散布は「玉村町無人ヘリコプター病害虫防除協議会」(会長・貫井孝道町長)が95年から始め、無人ヘリ5台を持つ。農家の希望で散布する。

農水省の通知で、事務局の町農業公杜は「今年は市街化区域での散布を中止した。来年は、市街化区域以外の住宅地の中止も検討する」という。

無人ヘリで散布する農家は「農作物は無農薬とはいかない。消費者も、『虫がついた方が安心』ぐらいに思って買ってくれたら、散布を減らせる」と話した。

(出典) 2004/09朝日新聞

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