低血糖症で三叉神経痛(痙攣性顔面神経痛)が…

神経痛とは、末梢神経の経路に沿って起こる激痛であり、鋭く激しい痛みが突然、特定の末梢神経の支配領域に出現します。神経痛の発作は1回につき数秒から数分間で終わることが多く、無症状の時間をはさんで繰り返し出現します。

主な神経痛には、肋間神経痛、坐骨神経痛、後頭神経痛、三叉神経痛、顔面神経痛、舌咽神経痛などがあります。

神経痛は、特発性神経痛と症候性神経痛に分けることができます。

特発性神経痛は、原因となる病名がはっきりせず、知覚や筋肉の運動、反射といった末梢神経の機能を調べる神経学的な検査を実施しても、痛み以外の症状は認めることはできません。

症候性神経痛は、診断や検査によって神経痛の背景にある病気が明らかで、その一症状として痛みが現れる場合です。

腫瘍、炎症、外傷、骨の変形など、何らかの病気が末梢神経を刺激して、痛みを起こしています。神経学的な検査をすると、痛みのほかにも、ふるえ、しびれ、筋萎縮といった神経症状がみられることもあります。

【出典】神経痛の原因と症状 http://neuralgia.seesaa.net/

以下、以下、「二十世紀の疫病ー低血糖症」(p199~) 高尾 利数著“神経痛と低血糖症”よりご紹介します。

■神経痛と低血糖症

低血糖症は、体の補償作用として血管を拡張させるので、血管の回りを腫れさせたり、周囲の圧力を高くしたりし、このことが頭痛や偏頭痛を惹き起こします。しかし、それだけではありません。もっと頑固な症状を惹き起こすことがあります。それは、三叉神経痛または痙攣性顔面神経痛です。

三叉神経とは、頭蓋骨神経として知られている12の神経グループのひとつです。それは、額の部分と目の部分、頬および顎の部分の三つに分かれます。三叉神経痛は、これらの三つの神経のどれか、あるいは全部に関係し得るのですが、その痛みは極めて激しいもので、治療もしにくいものです。

三叉神経痛の患者さんは、偏頭痛の患者さんと同じく、しばしば甘いものを食べた後で、症状が悪化するのを経験します。バド博士は、低血糖症患者さんに処方する食事療法が、三叉神経痛の患者さんにも極めて有効であると報告していますが、なるほど頷けることです。

また、低血糖症は、血液中のカルシウム減少を惹き起こします。そしてこのことが、神経全体をイライラさせることになります。ですから、この現象も、体の中のどこかの神経痛の症状を悪化させることになるでしょう。こうした諸々の原因が相乗作用を起こして三叉神経痛もますます悪くなるのです。

【出典】二十世紀の疫病ー低血糖症 高尾利数著

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