ニコチン中毒と低血糖症はいたちごっこ

喫煙の習慣と低血糖症には実は深い関係があります。喫煙と習慣と低血糖症はいたちごっこで、原因と結果の悪循環を続けます。

喫煙するとお酒の量も増え、大酒のみとなる傾向にあります。思い当たりませんか?これも血糖値が関係しているのです。

煙草にはニコチンが含まれています。そして、ニコチンは血糖値のレベルに対して、衝撃波的に激烈な影響を与えるのです。ニコチンは、血液中のグルコースのレベルを急激に上げるのです。以下、「二十世紀の疫病ー低血糖症」高尾 利数著 よりご紹介します。


ある研究によれば、その激しさは36%~75%の急激な上昇です。こうした現象が起こるのは、ニコチンが副腎を刺激するからですが、困ったことには、その直後に、血液中のグルコースのレベルが急激に下がるのです。そうなると、またニコチンを摂取しなければいられなくなります。

こういう訳で、「ヘビー・スモーカー」とか「チェーン・スモーカー」と呼ばれる人は、次から次へと煙草を吸い続けなければ居られなくなるのです。しかもその上に、そして極めて不幸なことに、喫煙は、カフェインや甘い物、アルコールを欲しがるようにさせます。

実際、喫煙者の方がよくお酒を飲むようになります。「ヘビー・スモーカー」の方は、他の方の倍の割合で大酒飲みになってしまうのです。


【出典】http://mazba.com/39768 より

煙草の場合の禁断症状も、低血糖症の症状によく似ています。頭痛、眠気、震え、不安感、発汗などです。こうしてみると、喫煙の習慣は、低血糖症治療の最大の障害の一つと言えましょう。

喫煙の習慣のある低血糖症の患者さんは、たとえ正しい食事療法に従っていても、あまり効果が現れない場合が多いのですが、その理由として次のようなことが考えられます。

1. ニコチンによる副腎への刺激が、グルコースを絶えず血液中に放出させる

2. 喫煙は、ビタミンCが失われる原因と知られており、シガレット1本につき役25mgと言われています。ビタミンCは砂糖の代謝をコントロールする上で重要な役割を果たしていますから、喫煙が低血糖症の患者さんに 大きな影響を持つことは明らかです。

このような訳で、喫煙や飲酒、薬物中毒が低血糖症と重なった場合は重大な障害を起こすリスクが高まるのです。これらはみないたちごっこで、原因と結果の悪循環を続けるのです。

【出典】二十世紀の疫病ー低血糖症 高尾利数著

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