カフェイン中毒と低血糖症は悪循環

砂糖や甘いものが大好きな方、ひょっとしてコーヒーや濃いお茶も大好きではありませんか?カフェインを含む飲料としては、コーヒー、コーラ、紅茶などがありますが、意外にもカフェイン含有量がダントツで多いのは緑茶です。

カフェインは興奮物質で、少量の摂取は体に適度な刺激を与えてくれますが、代謝が追いつかないほどのカフェインを摂取すると、中毒症状を起こします。急性症状では、めまいや吐き気、震え、頻尿等があります。薬事法には引っかかりませんが一応薬物であり、若干の依存性があります。

カフェイン中毒の方は、カフェインをとらないと頭痛や吐き気、意欲や集中力の低下、疲労感、不安感や抑鬱感、筋肉痛、視力障害、社交性の低下などの禁断症状が出る場合もあります。砂糖や甘い物のとり過ぎで低血糖症になっていると、コーヒーや濃いお茶に含まれるカフェインが低血糖症を悪化させることがあります。以下、「二十世紀の疫病ー低血糖症」(p185~) 高尾 利数著 よりご紹介します。

■カフェインは低血糖症を悪化させる

最近では、多くの方がコーヒーを多量に飲むため、カフェイン中毒の症状を示すようになりました。この症状はコーヒー中毒とも言われます。カフェイン中毒になると、震え、頭痛、不安感、イライラ、無気力などの症状を示すようになります。

長い間、これらの症状は、心理的な理由によって惹き起こされると信じられてきましたが、現在では、原因はカフェインにあることが明らかとなりました。このことは、ウォーカー・リード・アメリカ陸軍医学センターの所長であるJ・リーグ博士によって明らかとされました。


【出典】http://www.slideshare.net/masatoshimizu37/ より

博士は、約250mgのカフェインが摂取されれば、いわゆるカフェイン中毒の症状を起こすということを明らかにしました。

250mgのカフェインを摂取することは簡単なことです。今日では、一日1,500mg以上のカフェインを摂取している方も珍しくありません。

カフェインは、砂糖ほど急激ではありませんが、砂糖と似たような作用を持っています。カフェインは副腎を刺激し、血糖値のレベルを上げます。カフェインが一時的に人々を覚醒させるように思わせるのは、このためです。

また、カフェインも他の多くの薬物と同様に、止めようとするときに、不快な禁断症状を示します。コーヒーを毎日多量に飲んでいる方が、コーヒーを止めるとそのような禁断症状が現れます。カフェインに対する耐性が少ない場合には、一日に1~1杯のコーヒーでも、不安感や色々な情緒的な症状が現れてきます。


【出典】http://noda-genki.jp/?p=470 より

コーヒーを多量に飲み続けると、中毒症状を示すようになります。コーヒーに対する耐性が大きくなり、コーヒーを飲まなければ居られなくなります。また、コーヒーを止めようとすると、色々な不快な禁断症状が現れてきます。

カフェインという物質も、アルコールやニコチンと同じく習慣性のものなので、飲まなければいられなくなります。カフェインと低血糖症の関係は、一部は原因ともなり、一部は結果ともなります。習慣性のものなので、悪循環となるのです。

ですから、低血糖症の患者さんの場合には、コーヒー、濃いお茶、チョコレート、コーラのような飲み物は、絶対にとってはダメです。低血糖症の患者さんは、そうでない方々よりもコーヒー中毒になりやすいし、そうなれば、そのこと自体が低血糖症の悪化を招くからです。

【出典】二十世紀の疫病ー低血糖症 高尾利数著

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