低血糖症になると脳細胞へのエネルギー不足で疲れやすくなる

1,999年に報告された当時の厚生省調査によれば、疲労感を自覚している人の割合は、約6割にも達しています。疲れは、からだが発するメッセージであり、「痛み」「発熱」と合わせて、三大生体アラームと言われています。「痛み」や「発熱」は、多くの人が鎮痛剤やカゼ薬などで対処していますが、「疲労」に関しては「痛み」「発熱」ほどに危機感を感じられないので対処出来ていないのが実状のようです。

ビタミンB1は疲労回復のビタミンとも言われ、ビタミンB1は不足してくると疲労感が強くなるとされています。ビタミンB1はブドウ糖を分解する過程で必要なビタミンです。ビタミンB1が不足するとブドウ糖を主として燃やしている神経系の異常が起きます。長時間寝ても寝不足で疲れが取れないとか、仕事中に精神の集中が続かないとかは神経の疲労が溜まっている可能性があります。以下、「二十世紀の疫病ー低血糖症」高尾 利数著よりご紹介します。

■疲労は低血糖症の典型的な症状

疲労は、低血糖症の場合に見られる典型的な症状の一つです。グルコースとそれから誘導された諸物質は、脳細胞にいわば燃料を供給します。ですから、その燃料が足りないと、十分なエネルギーが得られません。すると、すぐ疲れてしまうのです。

疲労とか消耗という症状は、なかなか治療しにくいものです。何故なら、多くの原因があるからです。


・http://www.uemura-clinic.com/dmlecture/hypoglycemia.htm より 

【疲労となる要素は事欠かない】

現代人の生活ではストレスが極めて大きいのですが、これが疲労の大きな原因の一つとなっています。

原始時代には、ストレスは副腎を刺激し、「闘争あるいは逃走メカニズム」を作用させていた訳で、極めて重要な役割を果たしたのですが、現代人の場合には、ストレスは体を動かすようには作用しません。ちょうど、止まっている自動車のエンジンだけを動かしているようなもので、疲労を蓄積させてしまいます。

また、現代人は、ともすると過労になりやすく、不規則な食事や無理が重なりやすい状態にあります。こうしたことが、疲労を促進させることは言うまでもありません。

さらに、現代の人間は、夜にキチンと眠るということを余りしないので、益々疲労を蓄積させてしまいます。必要な睡眠量は人によって個人差がありますが、とにかく十分な睡眠が健康にとって欠かせないことは、言うまでもありません。

そのうえ、現代の人々は、酒を飲み過ぎたり、煙草を吸ったり、コーヒーやコーラなど有害なものを多く取り続け、外食も多く、間違った食事も多いので、恐ろしいほど多くの方々が、知らずして低血糖症の状態にあるのです。こうした状況においては、慢性的な疲労感が広がったとしても、残念なから不思議ではありません。

【出典】二十世紀の疫病ー低血糖症 高尾利数著

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