保存料の安息香酸と着色料の黄色4号など子供の多動症を招く恐れ

■イギリスの実例

【サザンプトン大学の研究チームが医学専門誌に発表】
合成着色料や保存料等の食品添加物が3歳から9歳の子どもの多動症(集中力が低く、落ち着きのないこと)を悪化させると、イギリスのサザンプトン大学の研究チームが医学専門誌「ランセット」に発表しました。

153名の3歳児と144名の8、9歳児を、それぞれ2つのグループに分け、一方のグループには、安息香酸ナトリウム(保存料)と2種類の着色料を添加したジュースを、もう一方には無添加のジュースを飲んでもらいました。着色料は、食用黄色5号(サンセットイエロー)、アゾルヴィン(日本では使用不可)、食用黄色4号(タートラジン)、食用赤色102号です。

試験で使用されたジュースは、イギリスの子どもにとってはポピュラーなもので、試験の実施者も被験者である子どもも、いずれのジュースを飲んでいるのかは知りませんでした(二重盲検法)。その結果、添加物入りのジュースを飲んだ子どもは、無添加のジュースを飲んだ子どもよりも、多動症の程度を示すスコアが高かったとのことです。

黄色4号はタール色素の中でも最も多く使用されています。残念なことに、近年大きな問題と化している青少年のキレ・非行・犯罪の増加にも黄色4号が一役買っている節があります。

【イギリスの最大規模の小児病院での調査研究】
イギリスの最大規模の小児病院グレイト・オーモンド・ストリート病院での調査・研究で、すぐケンカ腰になり、落ち着きのない、まったく勉強をする気のない子供に対して食事調査をしました。76名の子供に着色料や保存料などの添加物を抜いた食事をさせた結果、81%の子供は好反応を示しました。そして、皮膚炎、花粉症、耳炎、鼻炎、偏頭痛も良くなったそうです。

病院の医師と栄養士の共同研究で、保存料の安息香酸と着色料の黄色4号の混ざった食品が最悪だったそうです。また、黄色4号は、体内に取り入れると「ぜんそく発作や、じんましん、鼻づまり、目の充血などアレルギー症状になる」ことが解っています。

■アメリカの実例

話は30年以上遡りますが、1,975年、アメリカの議会上院で、子供たちが非常に過剰行動をとるようになり、大人たちの手に負えなくなったことが問題になり、その原因を追究していった処、その主な原因が実は食事にあったことが判明し、合成着色料であるタール色素の黄色4号が一番怪しいということが解ったそうです。

そして、専門チームの調査に「荒れる子供たちに一切、合成着色料の入った食べ物を与えなかったら、7~21日以内に良くなった。」という結果が報告されたとのことです。

喘息やアレルギーの人はとらないようにしましょう。どうして、こういうものが食品添加物として認められているのか、私には全く理解できません。

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