2. ファスティング(断食)の効果|海外からの報告

食生活が飽食になって細胞内便秘(細胞レベルでの代謝不良)となり、ガンなどあらゆる病気を呼び込んでいます。これを治すにはファスティング(断食)が非常に有効です。ファスティング(断食)は究極の毒出し・デトックス法なのです。

ファスティング(断食)が如何に病気治療に有効あるか、薬を使わずガンなどの生活習慣病、慢性病、難病を治療される大先生・鶴見隆史先生のご著書に分かりやすく書かれていましたので、引用しご紹介したいと思います。

① ファスティング理論

ファスティング理論を現代医療に照会したのは、アメリカ人医師ジョエル・ヒューマンです。彼は、「ファスティングは単なるダイエット目的ではなく、あくまでも医療として療法である」とし、彼の著書の中で「ファスティングはあらゆる病気の治療としてとり入れるべきである」と述べています。


【出典】http://kimamaclub.com/ より

② 2,012年、米国「ファスティングはガン細胞を弱体化させる」

■ガン細胞を打ち負かすには、極端な環境を作りガン細胞を混乱させること
論文を発表したのは、南カルフォルニア大学のバルター・ロンゴ教授らです。ロンゴ教授のチームは、絶食によってガン細胞が脆弱になることを示すため、ガンの種類を「乳ガン」「悪性黒色腫」「神経膠腫」「ヒト神経芽細胞腫」に広げ、マウスで実験しました。

その結果、すべてのガンで、絶食と化学療法を組み合せた場合は、化学療法だけの場合よりも生存率が高く、腫瘍の成長は遅く、さらに(または)腫瘍の転移の程度が低かったのです。

2,010年には、乳ガン、尿路ガン、卵巣ガンなどの患者10人を対象とした研究で、化学療法の前2日間と後1日間に絶食した場合、化学療法の副作用が少なかったとする自己申告データが報告されています。

ロンゴ教授は「ガン細胞を打ち負かす方法は、ガン細胞を狙い撃ちする薬を開発することではなく、正常細胞だけが直ちに順応できる絶食などで極端な環境をつくり、ガン細胞を混乱させることなのかも知れない」と述べています。


■抗ガン剤や分子標的薬よりも、単に「絶食」した方が効果が高い
これは画期的な研究です。何千億円も投入して開発している抗ガン剤や分子標的薬よりも、単に「絶食」した方が効果が高い、ということなのです。

医薬品会社にとっては悪夢のような研究結果かも知れません。しかし、ファスティングが効果的であることは科学的に論証出来ることなのです。

③ ファスティングの注目するロシア

ロシアでのファスティングの研究は、1,953年モスクワ第一医科大学精神科診療所のユーリー・ニコラエフ医師が始めました。ニコラエフ医師は、精神病患者に対し絶食(ハーフ・ファスティング)を15日間行いました。すると、患者の症状が大幅に改善し、中には社会復帰した患者もいました。

その後色々なパターンでファスティング療法を試みた処、25~40日間のハーフ・ファスティング治療が有効であることが分かりました。

■ファスティング療法が国からも認定されたロシア
1,995年になって、ファスティング療法は国からも認定され、ゴリヤツンスク診療所がロシアでのファスティング療法の中心クリニックになりました。

ゴリヤツンスク診療所の平均ファスティング期間は12日間。病歴の重い人ほど長くし、3週間以上のファスティングを実施した例もあったそうです。その結果は、精神病のみならず、リウマチ、2型糖尿病、内分泌疾患、関節炎などの病気で著しく効果があったそうです。

一般病院では満足な治療効果がなかった患者が、この診療所に来てファスティングすると、略すべての症例で改善効果があり、その件数は1万件以上ということです。

ロシアの事例を紹介したのは、順天堂大学加齢制御医学講座の白澤卓二教授です。2,012年6月、NHK『BS世界のドキュメンタリー絶食療法の科学』でその内容が公開されました。

【出典】食物療法大全「食」による病気治しの考証 鶴見隆史著

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

スポンサード・リンク



カテゴリー

『カイテキオリゴ』(赤ちゃんページ)

断食は究極のデトックス!

  1. 7. 「糖質を制限してケトン体エネルギーへ」の問題点

    間違った糖質制限食によるケトン体エネルギー産生は非常に危険な行為である。糖質で悪いのは、「ブドウ糖」…
  2. 6. ファスティング(断食)で産生される注目のエネルギー「ケトン体」

    ファスティング(断食)で産生される「ケトン体」3-ヒドロキシ酪酸は血液脳関門を通り、脳のエネルギーに…
  3. 5. ファスティング(断食)中のエネルギー源は何か?

    水しか飲まないファスティング(断食)をした場合、エネルギー源は炭水化物を代謝する解糖系からタンパク質…
  4. 3. ファスティングの人体への作用と医療効果|⑥ ファスティングによる様々な有効作用

    ファスティング(断食)には、a. 活性酸素の減少 b. ミトコンドリア系エネルギーの産生 c. ガン…
  5. 3. ファスティングの人体への作用と医療効果|⑤ ファスティング中の宿便と好転反応

    ファスティングすると、細胞便秘(毒素細胞=脂肪細胞や重金属、糖化物その他)がアポトーシスして崩壊物と…

ピックアップ記事

  1. 日本人は1日10g、年間にすると一人当たり3,650g(約4㎏)もの食品添加物の体内にとり込んでいる…
  2. 白砂糖の過剰はビタミン不足、ミネラル不足と共に、細胞にも神経にもマイナスになる。殊に、カルシウムが不…
  3. 砂療法は、砂の中に首だけ出して、ただ入っているだけで、猛烈な毒素が出て素晴らしい効果がある。結核やガ…
  4. 砂療法による毒出し・デットクス効果は断食以上。リウマチや神経痛、慢性病や子宮筋腫、子宮ガンが治ったと…
  5. 砂糖中毒・砂糖依存症の弊害は低血糖症や骨粗鬆症、女性性の劣化に止まりません。胃腸内で真菌が増殖し、胃…
ページ上部へ戻る