食物の糖化(外因性糖化と内因性糖化)について

糖化には「外因性糖化」と「内因性糖化」があります。

■外因性糖化とは?

外因性糖化とは、初めから糖化してしまっている食物で、具体的には高GI食品(GI=グリセリック・インデックス)です。高GI食は、高血糖 → 低血糖 → 高血糖 → 低血糖を繰り返しますが、同時に血中で糖化を起こし、その結果、ルロー(赤血球連銭形状)になるなど、様々な問題を起こします。

外因性糖化は、焼く、炒める、揚げる(天ぷら、フライ等)ことで起こります。加工肉(ハム、ウィンナー、ソーセージ、ベーコン、サラミ)や小麦粉製品(パン、パスタ、うどん、ラーメン)でも起こります。蒸す、茹でる、煮ることによっては、糖化は殆んど起こりません。

■内因性糖化とは?

内因性の糖化とは、体内でメイラード反応を起こして糖化することです。具体的には、糖質の食物を多く摂取すると、血中のヘモグロビンと反応してHbAIC(糖化ヘモグロビン)が多量に発生し、これが糖尿病の原因物質となります。

糖化物質を食べると、大半は消化のプロセスの過程で分解され便になって出ていきますが、10%は分解されず吸収します。吸収されたうち0.7%は細胞に吸収されて沈着します。

この量は0.7%ぐらいですから大したことはなさそうですが、積もり積もれば相当な量になります。年間1,000回食事をしAGEを貯めると大変な量が細胞に沈着していることになるからです。しかも、一度細胞に入ってしまうとそれを排泄する手段は極めて少ないとされています。

【出典】食物療法大全「食」による病気治しの考証 鶴見隆史著

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