糖化はありとあらゆる病気の元

糖化した食品を食べ続けると、ありとあらゆる病気になります。ガン、骨粗鬆症、心疾患、脳血管疾患、膠原病、認知症、パーキンソン病、神経疾患、血管の老化、白内障、壊疽、腎臓病、耳鼻疾患、その他。何故、糖化した食品を多く摂ると病気になるのでしょうか?

1. 細胞内糖化

a. 細胞破壊=ミトコンドリアの破壊
細胞に少しずつ沈着していった糖化物質は、積もり積もると大変な量になります。人間はそれを排泄出来ないため、細胞内の重要な物質「ミトコンドリア」が冒されていきます。ミトコンドリアは生命エネルギーの産生物質です。生きていくための必須の物質です。

ひとつの細胞に何千というミトコンドリアが存在することが分かってきましたが、糖化物質がミトコンドリアを次々に破壊していくと大変です。ミトコンドリア系のエネルギー回路が機能しなくなっていけば、エネルギーも力も出なくなってしまうのです。

b. 細胞内崩壊
細胞内で最も重要な場所は「細胞核」です。この核の中にDNAが格納されているからです。細胞に入った糖化物質は、最終的に核まで冒していきます。核がやられたら起こること……それは「発ガン」です。

どのような種類のガンも、この細胞核がやられて起こるというのが今の医学会の常識です。糖化物質がこわいというのは、細胞核の破壊による細胞のガン化なのです。

c. 細胞の酸化
糖化物質は酸化も起こします。糖化物質の毒に加えて酸化というダブルパンチも加わるから恐ろしいのです。

2. 血管内の糖化

血管内を流れる糖化物質は次のような害をもたらします。

a. 糖化は血液の循環を悪くする
「ヒトは血管から老いる」と言ったのは、1,800年代に活躍した医師ウィリアム・オスラー博士です。この明言は今でも生きています。

血管の最も内側にある内皮細胞にマクロファージがプラーク(血管内に生じる斑状肥厚性病変のこと。大きくなってくると血管内を狭くする)を作ることが血管脆化の主要因とされています。

それは確かなのですが、プラークにより一番細い毛細血管(真毛細血管)に血(赤血球)が入らなくなることがその大原因です。その結果、あらゆる病気と症状が出現するようになるのです。もっとも、内皮細胞のプラークも糖化が主要因ですが。

血管はあらゆる栄養素と酸素、水分、体温を運ぶ赤血球の通路です。人間の血管系は閉鎖血管系という構造を持ち、体の中をぐるりと循環しています。


【出典】http://minamino-kanpou.cocolog-nifty.com/blog/ より

心臓から送り出された血液はすべての血管を巡り巡って再び心臓に戻ってくるのですが、その時間は何と40~60秒という速さです。血管は全身をすごいスピードで循環しているのです。血液を循環させる第一義的な意味は、「生命活動に必要な物質を体中に配達すること」です。この循環が悪くなれば病気は必須です。

b. 糖化は活性酸素を作り出す

糖化は最終的に体の中を活性酸素だらけにします。その結果、痛みやコリはもちろん、あらゆる病気の発生に寄与していきます。

糖化は糖とタンパク質が不可逆的に結合した物質ですが、何故、必ずと言ってよいほど活性酸素を作り出すのでしょうか?その理由は、糖化物質がタンパク質を含んでいること、しかも、ゼータ電位を中和する陽イオンが非常に多いタンパク質となっていることが原因です。

そのため、ルローは確実に出現します。ルローまたはアキャンソサイトにより、真毛細血管への血流は失われます。その結果、その場所の真毛細血管が行く臓器は飢餓状態かつ酸素不足になります。

酸素のない臓器に活性酸素が生じます。これは原則です。それ故、糖化した物質が血中を流れるとルローになり、真毛細血管への血流不足、そして活性酸素は必ず発生します。

c. 糖尿病者が三大合併症を起こすのは何故か?

糖尿病者がいわゆる三大合併症(網膜症、腎症、壊疽)を引き起こすのは、その最大の原因は糖化物質が血中を流れ、ルロー化(またはアキャンソサイト化)するからです。

ルロー化したら、末梢の血流(真毛細血管)は必ず流れなくなります。末梢に血液が行かなくなれば、その先の臓器はまさに破綻状態となります。栄養は入らず、酸素は行かず、活性酸素の餌食になります。
        
特に真っ先に起こるのが細い血管の箇所です。それが目の網膜であり、腎臓であり、下肢の末端です。そのため糖尿病がひどくなると、この三ヶ所で合併症が起こりやすくなるのです。

糖尿病神経症で起こるのが「壊疽」です。壊疽は足先が腐ってきて、それが拡がる恐ろしい症状で、下肢を切断しなければならない場合もあります。

【出典】食物療法大全「食」による病気治しの考証 鶴見隆史著

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