ゲルソン療法(欧米では、ゲルソン療法でガンを治した患者は何千人もいると言われている)の一つの柱に、コーヒー浣腸がとり入れられています。「コーヒー浣腸を体力や食事量に合わせ、1日数回行い肝機能の回復と免疫力の向上を図る」のだそうです。

しかし、アメリカの酵素栄養学の権威 Dr.ママドゥや鶴見隆史先生(ガンの三大標準治療である抗ガン剤・手術・放射線を使わずガンなど難病を治癒する大先生)は決してコーヒー浣腸を薦めません。

コーヒー浣腸で大腸を洗浄しても便秘が治る訳ではなく、普通の排便が出来なくなります。腸内環境も悪化し、ビタミン、ミネラルのロスも非常に大きく、腸管の免疫力も大きく低下するからです。

以下、”食物療法大全「食」による病気治しの考証 鶴見隆史著”よりご紹介します。

■コーヒー浣腸など腸洗浄を薦めない理由

代替医療を実践している医師や治療家で、コーヒー浣腸その他による腸洗浄を薦める人がまだいます。しかし、コーヒー浣腸は体には絶対よくありません。私が腸洗浄を薦めない理由は次の通りです。

① 1日一定量しか産生されない酵素を大量に捨ててしまうのが浣腸である(特にコーヒー浣腸)。これは酵素阻害剤を摂取すること以上に酵素を失う。そのため寿命が大幅に短縮する。

② コーヒー浣腸で大腸を洗浄しても便秘が治る訳ではない。むしろ普通の排便が出来なくなる。

③ 大腸の腸内細菌叢が正常になる訳ではない。むしろ悪玉菌が増える。

④ 全身の細胞便秘(細胞にこびりついた宿便)がなくなる訳ではない。

⑤ 全身のビタミン、ミネラルのロスが凄まじい。

⑥ 腸は常に下痢状態と同様になる。このことはよい栄養吸収を阻害する。

⑦ 腸管免役の低下。全体の70%もある腸管の免疫力が大きく低下する。

アメリカの酵素栄養学の権威 Dr.ママドゥは、「コーヒー浣腸は長く続けると危険だ」とハッキリと警告しています。「やってもせいぜい2ヶ月に1回が限度で、それよりもファスティングの方が必要かつ効果的である」と述べています。

【ある大腸ガンの患者さんの例】
この患者さんは毎日のように腸洗浄を行っていました。腸をきれいにすれば、ガンは転移しないで済むと思っていました。しかし、手術の9ヶ月後、肺に陰影が写っていました。その後の検査で転移性肺ガンと判明しました。患者さんはそのフォローのため、私(鶴見隆史先生)のクリニックを受診しました。

その患者さんは、いくつかの療法(免疫療法など)で一旦は良くなりましたが、徐々に悪化し、その後入院してなくなりました。こういったコーヒー浣腸の失敗例は実は少なくありません。

ガンを患った人は、腸洗浄で却って免疫を低下させてしまう様です。便は食事の内容をよくすれば自然と正常に出るものです。その努力をせず、コーヒー洗浄で誤魔化してしまうのは良くないばかりか、特に大切な酵素を大量に捨てる訳だから、これは大きな問題です。

【出典】食物療法大全「食」による病気治しの考証 鶴見隆史著

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

スポンサード・リンク



カテゴリー

『カイテキオリゴ』(赤ちゃんページ)

断食は究極のデトックス!

  1. 7. 「糖質を制限してケトン体エネルギーへ」の問題点

    間違った糖質制限食によるケトン体エネルギー産生は非常に危険な行為である。糖質で悪いのは、「ブドウ糖」…
  2. 6. ファスティング(断食)で産生される注目のエネルギー「ケトン体」

    ファスティング(断食)で産生される「ケトン体」3-ヒドロキシ酪酸は血液脳関門を通り、脳のエネルギーに…
  3. 5. ファスティング(断食)中のエネルギー源は何か?

    水しか飲まないファスティング(断食)をした場合、エネルギー源は炭水化物を代謝する解糖系からタンパク質…
  4. 3. ファスティングの人体への作用と医療効果|⑥ ファスティングによる様々な有効作用

    ファスティング(断食)には、a. 活性酸素の減少 b. ミトコンドリア系エネルギーの産生 c. ガン…
  5. 3. ファスティングの人体への作用と医療効果|⑤ ファスティング中の宿便と好転反応

    ファスティングすると、細胞便秘(毒素細胞=脂肪細胞や重金属、糖化物その他)がアポトーシスして崩壊物と…

ピックアップ記事

  1. 日本人は1日10g、年間にすると一人当たり3,650g(約4㎏)もの食品添加物の体内にとり込んでいる…
  2. 白砂糖の過剰はビタミン不足、ミネラル不足と共に、細胞にも神経にもマイナスになる。殊に、カルシウムが不…
  3. 砂療法は、砂の中に首だけ出して、ただ入っているだけで、猛烈な毒素が出て素晴らしい効果がある。結核やガ…
  4. 砂療法による毒出し・デットクス効果は断食以上。リウマチや神経痛、慢性病や子宮筋腫、子宮ガンが治ったと…
  5. 砂糖中毒・砂糖依存症の弊害は低血糖症や骨粗鬆症、女性性の劣化に止まりません。胃腸内で真菌が増殖し、胃…
ページ上部へ戻る