治りにくい病気は生活習慣病であり、日々の食生活の積み上げによるものです。私たちは、「私たちが日頃頂いている食べ物の如くなる」とも云われます。

私たちが日頃頂いている食べ物から、血液が創られ、遺伝子が創られ60兆個にも及ぶ細胞が創られていきます。病気を発生させた根本原因を知るためには、これまでの食事や生活に遡って考えていくことが不可欠です。

例えば、動物性食品や塩分(陽性)を多くとる方は、引き締る力が働くので、細胞が硬直化して血管系や脳や心臓の病気になりやすく、性格も短気で怒りっぽくなります。野菜や果物や甘いもの(陰性)が多過ぎると、緩める力が働き、塩分が抜けて細胞が緩むので、貧血、冷え性、内臓下垂、無気力症などになりやすくなります。また、砂糖やアルコールのとり過ぎは不安障害やうつ病を引き起こすこともあります。

食習慣と体質の関わり方について、自然療法の大家 東城百合子先生の著書「自然療法が体を変える」”食習慣から手に取るようにわかる「その人の内臓の様子」(p19~)”で下記のように解りやすく説明されています。


■食習慣から手に取るようにわかる「その人の内臓の様子」

何事にも偶然はありません。すべて必然です。根がないところに枝葉は出てこないのです。病気になった時も、病気という枝葉を追いかけるのではなく、根が何であるかまで掘り下げていくことが重要です。「自然療法」は自然に還る道を学ぶためのものであって、病気治しが主目的ではありません。

現代医学は体を分割して考え、出てきた病気という現象だけを診て治そうとしますが、病気を引き起こしている根本的な体質を変えることはしません。ここが自然療法との大きな違いです。

病気として出てきた根を正すことで、大元の細胞に活力を与えて体質を変えるのが、自然療法の目的です。病気を発生させた根を知るためには、これまでの食事や生活を遡って考えていきます。

動物性食品、植物性食品、食品添加物をどのくらい食べているか。食べ方が早いのか遅いのか。主食が多いのか少ないのか。味付けはどうか。間食をするか。季節のものをとり入れているかなど、食事の内容について尋ねていくと、内臓の様子や体質が判ってきます。

つまり、治りにくい病気は生活習慣病なのです。日々の食生活の積み上げです。

例えば、動物性食品や塩分の摂取量が多い人は、細胞が硬直化して、血管系や脳や心臓の病気になりやすく、性格も短気で怒りっぽくなります。これとは逆に、野菜や果物や甘いものが多過ぎると、塩分が抜けて細胞が緩むので陰性の体質になります。すると、貧血、冷え性、内臓下垂、無気力症などになり、不平や不満やイライラがつのるようになります。

いずれにしても、とり過ぎは良い結果を生まないのです。自然はすべて相対する二つのものが調和することで成り立っています。男と女、昼と夜、右と左、怒りと安らぎ、静と動など数え上げたらキリがありませんが、これらの二つがバランスをとり合うことで成り立っているのが自然です。

ですから、摂取する食べ物についても、酸とアルカリ、陰と陽といった両者の調和が崩れると、病気が発生するのです。そして自然療法的な考え方をすれば、病気は不幸ではなく、むしろ不自然な生活や生き方に気づかせてくれたのだから、幸せを育てるための、またとないチャンスなのです。

【出典】自然療法が「体」を変える 東城 百合子著

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