甘い物のとり過ぎと減塩食品は最悪の組み合わせ!

私が白砂糖のとり過ぎの弊害について知ったのは、経営コンサルタントの一倉定氏の著書「正食と人体」からでした。もう十年以上も前のこととなりますが、ある企業の経営に携わっていてその関係で色々な経営関係の書籍を読みました。経営コンサルタントの方が食と健康に関する書籍を書いているのでどんなもんだろうと興味があって目を通したのですが、『白砂糖とは、文明が作った危険な食物であり人類を滅ぼすものだ』と断言されていました。

「正食と人体」では、砂糖の過食で起こる可能性のある疾患を下記のように列記されていました。

・糖尿病、低血糖症、ひどい便秘(高カリウム血症は腸の蠕動をなくし、ひどい便秘をまねく)
・膠原病(リウマチ、SLEその他)、肥満、高脂血症、脂肪肝
・心臓病(心臓病のほとんどは白砂糖の害による相対的高カリウム血症が問題となる)
・浮腫、子宮筋腫、月経困難、不妊、婦人科疾患
・冷え性=微小循環不良、流産、めまい、メニエール氏病

・子宮内膜症、湿しん(アトピー)、奇形児出現、全ての皮膚病
・アルツハイマー、老年痴呆、腎臓病、腎障害、肝障害、肝炎
・アレルギー性鼻炎、胃炎、腸炎、膵炎、肺炎、胆肝炎、癌
・脳卒中、痔、脱疽、高血圧症
・関節炎、その他すべての痛み、脱毛、白髪、膀胱炎、腎盂炎

・胆石、腎石、骨粗鬆症、白内障、緑内障
・気管支炎、菌血症、易感染症、水虫(白せん菌)
・歯槽膿漏、虫歯、蓄膿症、中耳炎、外耳炎
・耳鳴り、難聴、あらゆる神経疾患、パーキンソン病

つまり、砂糖のとり過ぎで以上のような(ありとあらゆる)疾患に結びついてゆくのです。

白砂糖のとり過ぎの弊害について色々な書物を調べていくうち、『白砂糖とは現代の麻薬である』という確信するに至りました。砂糖、特に戦後まもなく発表されたダール博士のとんでもない統計報告とメーネリー博士のいい加減な実験データによって塩が悪者にされてしまったのでした。

現在では減塩食品は私たちの食生活に浸透しています。また、白砂糖たっぷりの甘味に目のない方も多いことでしょう。しかし、白砂糖の過多と自然海塩過少の組合せは最悪であり、血液の正常な組成を狂わせ、新陳代謝機能を滅茶苦茶にして、私たちを病苦に苦しませ、社会生活を大きく狂わせてしまうものです。

■白砂糖をとり過ぎると何故いけないのか?

次の三つの弊害により万病に結びつくからです。
1. 極陰性としての弊害
2. 強酸性としての弊害
3.低血糖症による弊害

1.極陰性としての弊害
極陰性の作用として弛緩性と崩壊性の二つ弊害があります。極陰性の作用として組織は何でもかんでも緩むことにより、また細胞の崩壊により色々な病気が発症することになります。

組織が緩むことによる弊害には、まず便秘があり、胃下垂、内臓下垂、遊走腎、子宮脱、子宮筋腫、肥満などがあげられます。

また、崩壊性による弊害は、心不全があり、眩暈症(めまい)、蓄膿症、皮膚病、浮腫、溶血性貧血などがあげられます。

2.強酸性として弊害
強酸性による弊害は、とにかく細菌、ウィルスの土壌となり、感染しやすくなることです。その結果、胃炎、腸炎をはじめとして胆管炎、扁桃炎その他全身の炎症に結びつきます。

また、それらの炎症を抑えるために副腎皮質ホルモンの強い出現を余儀なくされ、その酷使により白内障、難聴、耳鳴りが発症につながります。

また、私たちの身体は血液を弱アルカリ性に保つという恒常性があります。そのため砂糖のとり過ぎで血液が酸性サイドに傾こうとすると、弱アルカリ性に戻すため、体内のカルシウムイオンが消費されます。そのため骨粗鬆症は必至であり、胆石、腎石の大元となります。

砂糖の成分のブドウ糖や果糖は、酸性の糖質(-OH基)であり、血中で中性(弱アルカリ性)になるため水素電子(H+)を獲得しようとし、その相手に選ばれるのが強アルカリ性のカルシウムイオン(Ca++)です。そのカルシウムイオンは骨に多く存在しており、骨から動員されるため骨粗鬆症につながるのです。

3.低血糖症による弊害
●低血糖症とは?
低血糖症とは、血糖値の調整能力が極端に低下する病気で、血糖値が急降下したり、低いままで止まったりして、精神的身体的に様々な症状を引き起こす病気です。筋肉や身体の細胞の殆どは、ブドウ糖や脂肪酸、ケトン体やアミノ酸など各種の物質をエネルギー源として用います。

成人の脳の重さは体全体の2%しかありませんが、脳が用いることができる栄養はブドウ糖のみで、しかも、身体全体のブドウ糖の20~30%を消費します。しかも、脳で用いられるブドウ糖は、通常10分から20分ほどで消費されてしまいます。

ですから、ブドウ糖の供給が十分でないと、脳細胞の働きに不可欠な酸素の量が不十分になってしまい、神経活動に欠かせない特殊物質が減少してしまいます。ひどい低血糖の状態が、8時間以上も続いたりすると、脳細胞はその機能を全く停止してしまい、いわゆる植物人間になってしまいます。ですから、脳にとって低血糖になることは、大変なダメージなのです。

■低血糖症と交通事故・暴行・犯罪
1971年、アメリカの内科専門学者、H・J・ロバーツ博士は、「ハイウェイの殺人者として暴露された砂糖」という研究発表をした。この中で博士は、「信号の見落とし、交差点の暴走、車線の誤走、坂の上での追い越し、カーブでのスピードの出し過ぎ、ハンドル操作の誤り」などの「隠れた原因」を探求すべきだと主張している。

その重要な源泉は、アメリカ人ドライバーの多数の、機能的インシュリン分泌過剰症による、病的居眠り状態や低血糖症(いずれも原因は白砂糖のとり過ぎ)である。

以上は、比較的軽い症状について述べた。何故かというと、このままにしておくと、病状は次第に重くなり、いじめ、集団暴行、家庭内暴行にエスカレートしてゆき、殺人さえも犯すようになってゆく。

ここで述べたような症状のうちに、早期治療する必要がある。その方法は、食事を改めれば良い。医者や薬ではダメだ。その食事も、ここの例のように、ごく当たり前の食事で、短期間のうちに治す
ことができる。このような子供にしてしまったのは、全て親の責任であるから、親の責任で治すべきである。食箋は「準正食」に近いものでよい。このときに、「自然塩」を様々な形で十分とることを忘れないで頂きたい。

■砂糖過多で塩(自然海塩)不足では…
現在の日本人の大多数の人々の食べ物の傾向は、食品であって食品ではない白砂糖の摂取過多であり、一方では生命の源である自然海の塩甚だしい摂取不足である。

強い毒性を持ち、これ以上ないほど深く広く人体に害を及ぼす白砂糖は大量に消費され、生命の源として、人体に最も重要な食品である自然海塩は、塩といわれる塩ではない精製塩と区別さえ定かでないままに、一緒くたに扱われて、あたかも害食であるかのごとく取り扱われて、敬遠されている。

白砂糖過多と自然海塩過少の組み合わせは、最悪の組み合わせである。血液の正常な組成を狂わせ、新陳代謝機能をメチャメチャにして、人々を病苦に苦しませ、社会生活を大きく狂わせてしまっているのだ。

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