断食は究極のデトックス法 体本来の自然治癒力を呼び覚ます

人間の体は”生命を維持する”目的で、絶えず、消化、吸収、運搬、代謝、排出というプロセスを繰り返しています。

これらは一連のメカニズムで動き、どの過程に滞りが起こってもうまく機能しません。

これらのプロセスに大きく関わっているのが「体内酵素」です。

体内酵素には「消化酵素」と「代謝酵素」があります。

栄養を吸収しやすい様に食べたものを分解するのが消化酵素であり、必要なものをつくり出したり、不要なものを排除したり、細胞を再生させたり修復したりするのが代謝酵素です。

どちらもビタミンやミネラルの力を借りて体内で合成され、機能しますが、現代人の食のあり方では、体内酵素の多くを消化酵素に割り当ててしまい、体を機能させるための代謝酵素が充分に働いていないことが推測されます。

こうした状態が長く続けば一体どういうことが起こるでしょうか?

体に必要なものがつくられず、また体に不要なものが排出されず、人間を形づくっている細胞の再生、修復が覚束なくなってくるのです。

体調は悪くなり、老化が進み、果てには病気を抱えるということになってしまうのです。

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・http://8sd.sakura.ne.jp/shop/sz.htm より

体内酵素は、一生のうちでつくられる量が決まっていると言われています。

だから、消化酵素ばかりを使い続けて代謝酵素をなおざりにしていると、問題が起こってくるのは当然の成り行きと考えられます。

この体内酵素の生産配分のアンバランスを修正できる方法が「食べない」こと、つまり断食です。

食べないことで消化酵素の生産量は劇的に少なくなり、その分を代謝酵素に廻すことが出来ます。

断食期間中、代謝酵素がせっせと働き、体をリセットしてくれるのです。

特に、現代人は悪い食事や環境汚染によって多くの有害物質が体内に蓄積しています。

そのため、解毒・排泄の仕事を担当する腸や肝臓などの臓器はオーバーワークを繰り返して疲労困憊の様相を呈しています。

断食することによってリセットされた内臓は、確実に機能がアップします。

解毒力が向上し栄養素の吸収力も高まっていく。

そうなれば、無駄に消化酵素を使わなくてすみ、代謝もスムーズに行なわれるようになります。

怪我をしたり体調の異変をきたした時、野生の動物たちは食を断って、ただじっとして過ごすことはよく知られています。

生体にとって大きな負担となる消化・吸収という作業を停止すれば、傷んだり病んだりした組織が修復していきます。

食べないことが怪我を治し、体調を回復させる早道だと、自然界の動物はよく知っているのです。

意識するしないに関わらず、私たち人間もこの作業を、実は行なっているのかも知れません。

風邪をひいたり、体調が悪い時など、食欲が落ちることがありますが、これが即ち、体が食べ物を摂取せずに休息を求め、自然治癒力が優先された結果であるとも考えられるからです。

意図的に「食べない」ということは、ある種、人為的に飢餓的な状況をつくり出し、本来持つ生体防御システムを稼動しやすいように導く手段だと考えられます。

人間に本来備わっている「自然治癒力」を体に思い出させる作業だと言えるでしょう。

【出典】脳がよみがえる断食力 山田 豊文著

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