砂糖のとり過ぎは毒、心身の歪みを生む(2) 低血糖症になりやすい

砂糖が身体にあまりよくないのは、第一には多糖類ではないからです。

糖分は大まかにいって、単糖類、二糖類、多糖類の三つに分けられます。

単糖類というのは、ブドウ糖や果糖のように分子が一つで、さらに他の糖に分解することができないものです。

二糖類は単糖類が二つつながった形のものです。

そして、でんぷんなどはブドウ糖の分子が非常に沢山つながった形をしており、多糖類とよばれます。

人は、こうした糖類を含んだ食品を食べると、体内で分子のつながっているところをバラバラに切り離して、単糖に分解します。

小さい分子でないと、血液中に吸収されにくいからです。

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単糖類や二糖類は分子が少ないですから、すぐにバラバラにできまが、多糖類は沢山の分子がつながっているので、簡単にはバラバラにはできません。

ちなみに、血糖値というのは、血液中のブドウ糖の割合を示しています。 

砂糖の主成分であるショ糖は二糖類ですから、簡単に切り離されて単糖になるので、食べるとすぐ血糖値が上がるわけです。

単糖は血液に溶けて、体中の細胞に配られてエネルギーとして使われます。

このようなメカニズムで、血糖値が上がると、気分がすぐ高揚するのです。

でも、血糖値の上がり過ぎは体によくないですから、体はそれを下げようとします。

膵臓からインシュリンというホルモンが出てきて、1時間もすると血糖値が下っていきます。

すると、気分の方もすぐにしぼんでしまう訳です。

砂糖はすぐに気分を盛り上げてくれるかわりに、落ち込むのも早くなるわけです。

女性には、甘いものをしょっちゅう口にしてないと落ち着かないという方がいますが、それはこのような背景があるのです。

砂糖を食べることで起こる気分の上がり下がりは、人にとってあまり快適なことではありません。

ですから、また気分を戻そうと砂糖が欲しくなります。

こうして砂糖をいつも欲しがるという生活が習慣化していきます。

でも、砂糖をしょっちゅう口にするという習慣は健康によくありません。

まず、血糖値を頻繁に上げ下げしていると、インシュリンを出している膵臓が弱ってきます。

やがてインシュリンが正常に出なくなり、これが悪化すると糖尿病になるのです。

糖尿病は、網膜症・腎症・神経障害・脳梗塞や心筋梗塞につながる怖い病気です。

糖尿病の自覚症状はなかなか出にくいもので、そのためつい放置ちがちになります。

自覚症状が現れたときは、もう糖尿病がかなり悪い状態、進行した状態であると見られ、自覚症状が出にくいだけに怖い病気です。

そこまでいかなくても、砂糖に頼っていると低血糖症になりやすくなります。

夜になると手足が冷えて困ったりしている方いませんか。

こんな悩みを持っている女性は多いですけど、その多くは低血糖症なのです。

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